不労所得で月10万円稼ぐにはいくら必要?おすすめの方法も紹介
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不動産投資をはじめとした、労働をせずに獲得した利益は「不労所得」と呼ばれます。
不労所得の獲得方法はさまざまで、「どのような投資方法でいくら稼ぎたいか」を考えることが重要です。
目安として、月10万円を稼ぐためには、元手はいくらほど必要になるのでしょうか。
本記事では、不労所得で月10万円稼ぐにはいくら必要なのかについて、不労所得の獲得におけるおすすめの方法とあわせて解説します。
不労所得で月10万円稼ぐための元手はいくら?
不労所得で月10万円を得るためには、元手としてどれくらいの資金が必要になるのでしょうか。
これは投資対象の利回りによって大きく異なります。
以下に、利回りごとの必要資金の目安を示します。
利回り別の必要資金の目安
利回り | 年間収益 | 必要資金 |
3% | 120万円(10万円 × 12カ月) | 約4,000万円(120万円 ÷ 0.03) |
5% | 約2,400万円(120万円 ÷ 0.05) | |
7% | 約1,700万円(120万円 ÷ 0.07) |
このように、利回りが高いほど少ない資金で済ませることができます。
しかし、高利回りの投資にはリスクも伴うため、慎重に判断する必要があります。
不労所得で月10万円を稼ぐためのおすすめの方法
不労所得を得る方法はさまざまですが、比較的安定して月10万円を得られる手法をいくつか紹介します。
株式投資(配当金)
株式投資は企業の株を保有することで、業績に応じた配当金を受け取れる手法です。
特に高配当株を中心にポートフォリオを組めば、安定したインカムゲインが見込めます。
月10万円の配当収入を得るには、年間で約120万円、配当利回り4%と仮定すると3,000万円の投資元本が必要です。
ただし、優良企業の株を長期保有することで、株価の値上がり益も期待できます。
不動産投資(賃貸収入)
アパートやマンションの一室を購入し、第三者に貸し出すことで家賃収入を得るのが不動産投資です。
物件の立地や管理状況次第で、毎月の安定収入が見込めます。
たとえば、2件の投資用不動産においてローン返済後に手元に残る収益が各5万円であれば、月10万円の不労所得を得られます。
ただし、初期費用が大きく、空室リスクや修繕コストも考慮する必要があります。
投資信託・ETF
投資信託やETFは、複数の株や債券に分散投資できる金融商品です。
自分で銘柄を選ばなくても、運用のプロが資産を分散して運用してくれる点がメリットです。
インカム重視の高配当ETFなどを選べば、分配金による不労所得が可能です。
少額から始められるため、投資初心者にも適していますが、運用手数料や価格変動リスクには注意が必要です。
クラウドファンディング投資
不動産や事業に少額から投資できるクラウドファンディングも、不労所得を得る手段のひとつです。
オンラインで募集される案件に出資し、一定期間後に利息や配当を受け取ります。
利回りは年5~8%程度の案件が多く、10万円以上の出資により月数千円~数万円のリターンも可能です。
ただし、元本保証はなく、プロジェクトの信用調査が重要になります。
定期預金・社債
リスクを極力抑えたい人には、定期預金や社債への投資も選択肢になります。
定期預金は元本保証があり、銀行によってはキャンペーン金利が適用される場合も考えられます。
一方、社債は企業が発行する債券で、満期まで保有すれば利息を受け取れます。
利回りは株式や不動産より低いものの、安全性を重視した資産運用として検討する価値がある要素といえるでしょう。
不労所得で月10万円を稼ぐためのポイント
不労所得を安定して得るためには、以下のポイントに注意することが重要です。
分散投資を意識する
ひとつの手法や商品に資金を集中させると、リスクも集中します。
株式投資・不動産投資・投資信託など、異なる性質の投資先を組み合わせることで、万一の損失を抑えられます。
安定した不労所得を得るためには、複数の収入源を持つことが重要です。
長期的な視点を持つ
不労所得は、短期間で劇的に増えるものではなく、配当金や家賃収入などの収入を積み上げていく、長期的な運用が基本です。
長期保有による複利効果も大きく、不況時の値動きにも耐性がつきます。
適切なリスク管理を行う
高利回りをうたう商品ほど、リスクも大きくなりがちです。
無理なレバレッジや過度な資金投入は避け、自身のリスク許容度に応じた投資を心がけましょう。
また、定期的にポートフォリオを見直すことも、安定的な不労所得の維持には欠かせません。
おわりに
本記事では、不労所得で月10万円稼ぐ際に必要な元本、および獲得方法について解説しました。
不労所得は利回りが高いほど少ない資金で済ませられますが、高利回りの投資にはリスクも伴います。
下記は不労所得を獲得する方法であり、それぞれ特徴が異なります。
- 株式投資(配当金)
- 不動産投資(賃貸収入)
- 投資信託・ETF
- クラウドファンディング投資
- 定期預金・社債
不労所得を得る際には、分散投資を意識する・長期的な視点を持つ・適切なリスク管理を行うといったポイントが重要です。
各種投資商品の性質を理解し、自分に合った投資方法で不労所得を獲得しましょう。
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