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なぜ「純金積立はやめとけ」と言われる?おすすめされない理由を解説

なぜ「純金積立はやめとけ」と言われる?おすすめされない理由を解説


なぜ「純金積立はやめとけ」と言われる?おすすめされない理由を解説

不動産投資を含む投資を行う際は、売り時と買い時および今後の需要を考慮する必要があります。

インカムゲインで利益を得られる投資商品の場合、今後の価値についても考慮しなければなりません。

一方、純金積立のように売却益を獲得するキャピタルゲインの投資商品も存在します。

しかし、投資家のなかには「純金積立はやめとけ」と言う人がいます。

本記事では、なぜ「純金積立はやめとけ」と言われるのかについて解説します。

【目次】

純金積立とは?

純金積立とは、毎月一定額の純金を購入し、資金を積み立てる方法を指します。

金の価格が変動するなかで長期的に金を買い続けることにより、将来的に利益を得ることが目的です。

金はインフレや経済不安などに強い資産として以前から知られており、リスクヘッジとしても利用されることが多いです。

毎月少額でも一定額を積み立てられることから、初心者でも金に投資することができる点が特徴です。

積立額は自分の予算に合わせて設定できるため、少額からでも始められる点が魅力の投資方法といえます。

 

純金積立がやめとけと言われる理由

純金積立がやめとけと言われる理由

こちらでは、純金積立がやめとけと言われる理由をご紹介します。

 

手数料が高い

純金積立は手数料が高い傾向にあることから、期待しているよりも利益を残せないことがあります。

手数料は購入手数料と管理手数料に分けられ、これらが積立額に対して一定割合で発生します。

購入手数料は金の購入時に発生し、割合が高くなるほど最初に支払うコストが大きくなります。

一方、管理手数料は金の保管や管理にかかる費用として定期的に引かれることが一般的です。

この手数料が積立額を圧迫し、投資成果に対してマイナスに働くことがあるため、「やめとけ」と言われる要因となります。

 

利息・配当金がない

純金積立は株式投資や債券投資とは異なり、利息や配当金がありません。

純金そのものは価格が上昇すれば利益を得ることができますが、下落すると損失となります。

金は株式やFXよりも安定した価値を持つ投資商品ですが、それでも価格変動は存在します。

金の価格は市場の需給に大きく影響されるため、短期的なリターンを狙うには非常に不安定であるといえます。

そのため、純金積立は利息や配当金が期待できないことから、長期的な安定収益を求める投資家には不向きだといわれます。

 

スプレッドが広い

スプレッドとは、金をはじめとする投資商品を購入する際の、売買価格の差を指します。

純金積立で金を購入する場合に売買価格に差が生じるため、金を購入した際にすぐには利益を得ることが難しいことがあります。

この差が広い場合、購入後すぐに売却しようとすると、損失が発生する可能性が高くなるのです。

スプレッドが広いということは取引コストが高いとも言い換えられるため、これも「やめとけ」といわれる理由のひとつです。

特に、頻繁に金を売買しようとする場合、スプレッドの広さが投資家にとって不利に働きます。

 

純金積立のメリット

純金積立のメリット

こちらでは、純金積立のメリットをご紹介します。

 

インフレ対策

金はインフレによる貨幣の相対的価値の減少を回避する、「インフレヘッジ」の商品として多くの投資家に認識されています。

インフレが進行すると現金や預金の価値が目減りしますが、金はその価値が保たれることが多いのです。

実際、歴史的に見ても金はインフレ時に価値を保持しますが、逆にデフレの時期には価格が下落する傾向があります。

そのため、インフレのリスクから資産を守るために、金に投資することは有効な手段といえます。

純金積立を行うことでインフレが進行した場合でも資産を守りやすく、安定した運用が期待できます。

 

分散投資

純金積立はほかの投資手段と組み合わせて利用することで、ポートフォリオの分散効果を高めることができます。

株式や債券、現金などほかの金融商品に依存することなく、金という別の資産に投資することが可能です。

これにより、ほかの市場のリスクに対する耐性が強化され、投資全体のリスクを軽減することができます。

経済の不安定期には金が安全資産として機能し、リスク分散の効果が期待できるのです。

 

少額での積立が可能

純金積立の大きな魅力は、少額から始められる点です。

金の価格は高価ですが、積立方式で少しずつ購入していくことができるため、少額でも投資を始めることができます。

この積立方式は初心者にも負担なく投資を始めることができるため、資産運用を始める第一歩として最適といえます。

また、金はほかの金融商品と異なり、安定した価格上昇が見込めるため、積立額を増やすことで長期的に資産を形成できます。

 

おわりに

本記事では、なぜ「純金積立はやめとけ」と言われるのかについて解説しました。

金投資は投資家によって、しばしば手数料が高い、利息・考察金がない、スプレッドが広いことから「やめとけ」と言われます。

一方、純金積立はインフレ対策、分散投資、少額での積立が可能といった特徴を持ちます。

資産運用・投資をする際は、それぞれの商品が持つ特徴をしっかりと理解しておきましょう。


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