コツコツ投資が成功を呼ぶ! 「長期投資」を始めてみよう

コツコツ投資が成功を呼ぶ! 「長期投資」を始めてみよう

会社員の方には「コツコツ投資」が向いている、こんな話を聞いたことはありませんか。投資はギャンブルとは違い、一発逆転を狙うものではありません。大勝ちはせずとも、少しずつ利益を積み上げていくことが大切です。今回は長期投資の種類とそのメリット・デメリットをみていきましょう。

長期投資に向く商品にはどのようなものがある?

長期投資に向くといわれる投資商品の代表には、主に「株式投資」「不動産投資」「投資信託」の3つがあります。ここでは、それぞれのメリットとデメリットについてみていきます。

株式投資

「投資の神様」と呼ばれるアメリカの投資家ウォーレン・バフェットは、株式の長期投資で成功したことで知られています。バフェットは、アメリカン・エキスプレス(アメックス)やコカ・コーラなどの強いブランド力を誇る企業の株式を買い付け、長期保有をして財をなしました。
株式を長期保有する場合は、デイトレードのように頻繁に売買はしないため、手数料や税金の発生の回数が少ないというメリットがあります。また、短期売買を繰り返すよりも安定的な配当金の分配を狙うほうが、収益も安定します。
一方でデメリットとしては、銘柄によってはなかなか株価が上がらなかったり、逆に値下がりしたりして塩漬けになってしまう可能性や、倒産で資産価値がゼロになってしまうリスクがあります。

不動産投資

不動産投資による収益には、物件の売買益を狙うキャピタルゲインと家賃収入によるインカムゲインがありますが、長期投資ではインカムゲインを狙います。
主なメリットとしては「不動産」という現物があるので、価値がゼロになりにくいことです。家賃収入という安定的な収入も得られることから、高利回りの物件を選べば、預貯金よりも利回りの良い投資が可能となります。
また、現代の日本は低金利での融資を受けることが可能なため、少ない初期費用で取り組むことも出来ます。これは、他の金融商品にはない強みだといえます。
一方で、災害リスクや入居者トラブルなどの人的リスクがある点がデメリットです。また、日本は新築物件が好まれることもあり、経年劣化で資産価値が減少しやすいことにも注意が必要です。空室が発生すると利回りが低下するため、できるだけ継続的に入居が見込める物件を選ぶことが成功への近道です。

投資信託

投資信託は、プロが選んだ複数銘柄に投資できるという特徴があります。プロのファンドマネージャーに運用をお任せするので、初心者の方や、本業や家事などで忙しい人でも投資しやすいでしょう。また、分散投資でリスクを減らせるのも強みです。現物株などで複数銘柄を購入するにはまとまった資金が必要になりますが、投資信託なら少額の資金でも分散投資ができます。
一方で、プロに運用を委託する分、手数料が高いのがデメリットです。コストがかかる分、長期で保有しないと収益が出しにくいともいえます。

長期投資をするには、どの商品でも「目利き」が必要

株にしろ、不動産にしろ、長期投資で成功するには、長期的に保有できるだけの資産価値を持つ商品を見極める必要があります。
個別株を購入して長期保有する場合には、バフェットのように、その企業のブランド力や収益力、マーケットの潜在性など、未来を見通すセンスが求められます。もし、個別株に投資する自信がなければ、日経平均株価やTOPIX(東証株価指数)といった指標に連動するインデックスファンドに投資するとよいでしょう。その場合、手数料をできるだけ低く抑えることが大切です。
一方、不動産投資の場合は、経年劣化による資産価値の減少が起こりにくい物件を見つけることがポイントとなります。「不動産選びは立地が9割」ともいわれるほど、物件そのものの耐久性に加えて、立地の希少性やブランド力が重要となります。
例えば、「複数路線に乗り入れるターミナル駅に近い」「コンビニ、スーパー、商店街、病院など生活に便利な施設が近くに揃っている」「都心に通勤しやすい」「古くからの由緒ある住宅街や人気エリアなどで、街のイメージが良く、ブランド力が高い」「工場や幹線道路などから距離があり、騒音が少ない」「治安が良い」といった点です。こうしたニーズの高いエリアの物件は、一般的に値崩れしにくいものです。また、入居者がいったん退去しても、すぐに次の入居希望者を見つけることができるので、空室リスクを抑えることも可能となります。

長期投資は投資の基本

大勝ちを狙うのではなく、少しずつ利益を積み上げていくというスタンスは投資の鉄則です。その点、長期投資は投資の基本だといえます。金融商品への目利き力を養い、長期投資にチャレンジしてみましょう。

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