投資をするなら、余剰資金で
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「投資をするなら余剰資金で」というフレーズを聞くことがありますが、現在、自分に余剰資金がいくらあるかわからない方も多いと思います。そこで今回は、余剰資金の特徴や活用方法について詳しくみていきます。
余剰資金とは?
「余剰資金」とは、資産のうち、生活費や緊急時・非常時の備えとして必要なお金を除いた余りのお金を指します。簡単にいえば、万が一目減りしてしまっても、生活に支障が出ないお金のことです。使うと生活に不安が出てきてしまうようなお金は、余剰資金ではありません。
つまり、投資などで活用するなら、まず余剰資金がいくらあるかを把握する必要があります。
余剰資金を計算する際の、生活費の目安はいくらくらい?
余剰資金は、現在保有している預貯金から、向こう半年分程度の生活費を貯蓄から差し引いて求めることができます。ここでは「1ヶ月の生活費として20万円必要な家庭」のケースを例に計算してみましょう。
①現在の預貯金……400万円
②半年間で必要になる生活費……20万円/月×6ヶ月=120万円
これらを基に計算すると、余剰資金は「400万円-120万円=280万円」程度となります。
余剰資金の作り方と活用方法
それでは、ここからは余剰資金の作り方と、作った余剰資金の活用方法をみていきましょう。
元本を減らさずに余剰資金を増やす
まず、元本を減らさずに余剰資金を増やすことのできる、堅実な方法を2つご紹介します。
貯金
余剰資金を作るための基本的な方法です。皆さんのなかには、貯金がなかなかできないという人もいるかもしれません。そのようなときにまず取り組んでほしいのが「固定費の削減」と「家計の把握」です。通信費や保険料など、毎月必ず決まった金額を支払う項目は、支払金額を見直すことで貯金しやすくなります。
何にどのくらい使っているかを把握しなくては、いくら貯金ができるかも分かりません。貯金できるのは、収入から支出を引いた額です。まずは、きちんと家計の収支を把握し、無駄があれば改善しながら、積極的に貯金をして、余剰資金を増やしましょう。
個人向け国債
資産運用で余剰資金を増やすのは怖いと感じる方もいるかもしれません。しかし、個人向け国債の購入なら、元本が保証された状態で少しずつ資産を増やすことができます。
「変動金利型10年満期」タイプの個人向け国債の場合、最低でも0.05%の金利が保証されています。これは、一般的な銀行の定期預金よりも高い利率です。しかも変動金利なので、金利が上がった際に利益も上がっていきます。
また、途中解約しても、過去2回分の利子を引いた額が戻されます。つまり、1年以上継続して契約さえしていれば、損をすることはありません。リスクを取らずに堅実にお金を増やしていきたい方は、個人向け国債の購入を検討してみるといいでしょう。
余剰資金を投資して資産を増やす
余剰資金がある程度貯まったら、今度はさらに利益の出やすい次のような投資商品で資産運用してみましょう。
投資信託
コツコツと運用できる、初心者にもおすすめの資産運用方法です。まとまった金額を投資するのが怖いという方には、毎月積み立てする「つみたてNISA」をはじめとする「積立投信」といった方法もあります。
投資信託の魅力は、「リスク分散」できることです。複数の企業の株式や国債などに、少額から投資できす。様々な商品が販売されていますので、投資先やコストを比較し、自分の希望リターンが得られそうなものを選びましょう。
不動産投資
安定したリターンを期待する方におすすめの資産運用方法です。特に、ワンルームマンション投資は初心者でも始めやすく、余剰資金活用に適しています。不動産投資は、大きな資産がない方には難しいイメージがあるかもしれませんが、マンションの一室を購入し、運用するような方法であれば、比較的小さな資金から始められます。
余剰資金は資産運用に活用しよう
余剰資金を作るためにリスクの低い「貯金」や「個人向け国債の購入」からはじめ、余剰資金が準備できたら、さらに増やせるよう「投資信託」や「不動産投資」などで資産運用するのが理想的です。余剰資金をただ預金しているだけという方は、将来のために資産運用を始めてみてはいかがでしょうか。
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