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株、債券、投資信託、不動産…。投資初心者におすすめは?

株、債券、投資信託、不動産…。投資初心者におすすめは?


株、債券、投資信託、不動産…。投資初心者におすすめは?

「投資」という言葉には、何やら危険なイメージがつきまといます。ハイリスク・ハイリターンという言葉が示すように、投資にはリスクが付きものです。しかし、リスクを正しく認識できれば、損失を最小限に抑えることは可能です。投資初心者が何よりも先に知らなければいけない、投資の種類とリスクについてお伝えします。

株式 – 値上がり益を狙え!

「投資」といえば真っ先に思いつくのは、「株式投資」ではないでしょうか。株式とは企業への出資金と引き換えに渡すものです。株式投資というのは、一般的に東京証券取引所などで売買されている上場株式を購入する行為です。株式の価格は、景気動向や企業の業績、投資家心理など、様々な要因によって上下します。購入時より高い価格で売却できれば、値上がり分が利益です。値上がり益以外にも、配当金や株主優待券などを受け取ることもできます。

株式のリスクは、値下がりによる損失です。最悪の場合、会社が倒産してしまえば投資した額はすべて水の泡となるリスクがあります。

債券 – 預金金利より断然お得だが…

債券とは、国や企業が不特定多数の人からお金を借りる際に発行する借用証書です。つまり、債券の購入者は国や銀行や企業にお金を貸している状態になります。例えばあなたが銀行から住宅ローンを借りた場合、あなたは銀行に元本に加えて利子を返済しなければなりません。同様に、債券を購入すると国や銀行は購入者に対して定期的に利子を支払い満期日には最後の利子とともに元本を返済します。

財務省のWebサイトを見ると、個人が購入できる国債の年間利回りは、0.05%程度のものが多いようです。メガバンクの普通預金金利0.001%と比較すると、かなり有利な利率が設定されています(2017年8月現在)。
ただし債券にもリスクが存在します。国債の場合、途中で解約(中途換金)すると調整額として一定額が減額されます。社債の場合も、中途換金すると時価換算されるため、購入時より低い金額しか戻ってこない可能性があります。そのほか、債券発行主体が倒産した場合には元本割れの可能性が高まります。

FX – 手持ち資金の20倍のお金を動かせる!?

FXとは「Foreign Exchange on Margin(為替取引)」の略です。一般的には「為替証拠金取引」を指します。為替証拠金取引とは、ある一定額の証拠金を金融機関に預けることで、その証拠金の数倍~数十倍の金額の為替取引ができる仕組みです。この倍率は金融機関によって異なります。例えば20倍の倍率(レバレッジ)を設定している金融機関に5万円の証拠金を預けた場合、100万円分の為替取引ができます。FXの利益(損失)の大部分は為替変動によるものです。例えば円高(1ドル=100円)の時に1万ドルの外貨を購入して、円安(1ドル=200円)の時に1万ドルの外貨を売却すれば、利益が出ます。

FXのリスクは、為替の変動とその倍率の大きさです。読みが当たれば大きいですが、外れれば致命傷となります。大きな利益を得ることもできますが、損失も大きいので少額から始めるなど十分に注意して行う必要があります。

投資信託 – 投資のプロにお任せ

投資信託とは、ファンドマネージャーという投資の専門家にお金を預け、数多くの株式や債券などを購入・運用してもらう仕組みです。例えばAさん、Bさん、Cさんという3人の投資家がいたとします。Aさんは5万円、Bさんは3万円、Cさんは2万円をそれぞれ、Dさんというファンドマネージャーに預けます。Dさんは預かった合計額10万円を使って、いろいろな会社の株式を購入します。
1年後、10万円が12万円に増えていたと仮定します。この場合、投資家3人はそれぞれ20%の利益を得ます。Aさんの持分は6万円に、Bさんの持分は36,000円に、Cさんの持分は24,000円へと増加します。ただし、ファンドマネージャーDさんの報酬分(信託報酬)を差し引く必要があるため、20%の利益がそのまま3人の投資家に入るわけではありません。
実際は、3人の投資家ではなく多数の投資家からお金が集められ、さらに多数の銘柄を購入してリスク分散が行なわれます。ファンドマネージャーも個人ではなく法人が運用します。証券会社で購入する場合には販売手数料も徴収されます。

投資信託の対象商品には、株式や債券以外にも不動産や外国債券などもあります。不動産に特化した投資信託をREIT(リート:Real Estate Investment Trust)といいます。

投資信託の主なリスクとして、株式や債券と同じく値下がりリスクがあります。また、数年という長期間で保有する場合にはその保有期間分の信託報酬も差し引かれます。例えば、1年間の信託報酬が1%だった場合、3年保有すれば合計3%が差し引かれます。

不動産(現物不動産)- 最低投資金額は大きいがメリットも大きい

マンションやアパートなどの現物不動産も投資商品の一種です。不動産投資は必要な金額が大きくなりますが、購入する不動産を担保にしてローンが利用でき、独身者向けのマンション1室に投資する場合は少ない資金でも投資できます。現物不動産の場合、値上がり益とは別に家賃収入という定期収入を得られます。

投資信託の項で少し触れたREITはあくまでも分散投資のため、投資対象であるマンションやアパートに投資家本人が住んだり、内装や外観に手を加えることはできません。しかし現物不動産であれば、投資家本人が住居として利用することも可能ですし、リノベーションといった創意工夫を行って空室防止をしたり、家賃を高くして利回りを高めたりすることも可能です。

ほかにも、不動産投資には以下のようなメリットがあります。

  • 団体信用生命保険という仕組みで、住宅ローン返済中に契約者が死亡した場合にはローンを完済できる
  • 資産価値および家賃が物価と連動するため、インフレ対策になる
  • 減価償却、金利、管理費などを経費計上できるため節税になる
  • 不動産は株式やFXのように資産価値が急激に上下するリスクが小さい

現物不動産の最大のリスクは空室です。空室状態が続けば家賃収入は発生しません。資金繰りの試算が甘いと赤字になって不動産を売却しなければならなくなる可能性も生じます。

まとめ

以上、各種投資商品の概要とリスクについて紹介してきました。あなたに向いている投資商品は見つかりそうでしょうか? 最後に注意していただきたい点があります。この記事で紹介してきた各投資商品には、元本割れのリスクがあります。投資の判断はくれぐれも慎重に、自己責任にてお願いいたします。


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