不動産投資と株式投資の違いを徹底解説!メリットや注意点は?
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金融機関にお金を預けておいても、わずかな利息しか付かないこの時代、投資をして資産を増やしたいと考える方も多いのではないでしょうか。お金を増やす代表的な方法としては不動産投資と株式投資がありますが、どちらを選べばよいか悩むところです。
そこでこの記事では、不動産投資と株式投資の違いやメリット、注意点などを解説します。双方の投資に向いている方、向いていない方のほか、並行して始めた場合の問題点などについても触れるので、ぜひ参考にしてください。
1.不動産投資と株式投資の特徴や違いは?

一般的に、不動産投資はミドルリスク・ミドルリターン、株式投資はハイリスク・ハイリターンといわれます。不動産投資と株式投資とでは投資手法に違いがあり、それぞれメリットもデメリットもあります。
🔵 不動産投資の特徴
不動産投資は、不動産を貸して得られる家賃収入がメインです。これを「インカムゲイン」といいます。良い物件を購入できれば、長期にわたって安定した利益を得られるでしょう。
不動産を手放すことで、売却益を得る方法もあります。これは「キャピタルゲイン」と呼びます。たとえ家賃収入を得られても、売却損が出ては総合計でマイナスになる可能性が高いです。家賃収益と売却益を合計し、プラスになってこそ「不動産投資で成功した」といえるでしょう。
🔵 株式投資の特徴
株式投資で利益を得る方法は、株式を安く購入し値上がり益を得るキャピタルゲインがメインです。しかし反面、所有している株式が値下がりすれば損失を被ります。
業績の良い企業の株式を保有していれば、年1回ないし2回の配当金を定期的に得られます。また自社製品や食事券・お米・カタログギフト・金券などを提供してくれる株主優待を得られる場合もあります。
🔵 不動産投資と株式投資は何が違うのか
不動産投資は、物件を長期にわたって保有し、安定的に利益を得ることを目標とします。不動産を貸し出して家賃収入(インカムゲイン)を得ますが、購入した物件の需要が高ければ、売却益(キャピタルゲイン)を得られます。
一方、株式投資は、比較的短期間で売買を繰り返すことにより利益を得ます。株式を安く買い付け、値上がりを待って高く売却するキャピタルゲインが主な手法です。
2.不動産投資のメリットと注意点

不動産投資は、「安定した利益を得られる」「年金代わりになる」「生命保険代わりになる」「節税効果がある」などのメリットがあります。しかし反面、注意しなければならない点もあるため、よく理解して始めるようにしましょう。
🔵 不動産投資で得られるメリット
不動産投資には次のようなメリットがあります。
・安定した利益を得られる
入居者は通常、一定期間は住み続けます。優良物件であれば長期にわたって住んでくれる可能性が高く、安定的な家賃収入を期待できるでしょう。
・年金代わりになる
定年退職後も安定的な収入を得られる物件であれば、公的年金をカバーする私的年金代わりとも考えられるでしょう。
・生命保険代わりになる
不動産投資ローンを利用して物件を購入する際、原則として団体信用生命保険に加入をしなければなりません。債務者が死亡した場合や高度障害状態になった場合、生命保険会社がローンを肩代わりしてくれます。これにより、遺族はローンの返済を免れるだけでなく、引き続き家賃収入も得られます。
・節税対策になる
不動産投資を行うと、家賃収入などから必要経費を差し引けるため、所得税を節税できます。また減価償却費で帳簿上の赤字を作れれば、他の所得と相殺(損益通算)により所得税と住民税の軽減が可能です。
相続が発生した場合には、投資用不動産は実勢価格の70~80%の評価額となるため、預貯金などで相続した場合と比べ相続税を抑えられます。
🔵 不動産投資の注意点
次に、不動産投資で注意しなければならない点について説明します。
・始めるまでに時間がかかる
不動産投資を始めるには、物件を探し融資を受けるための審査を受けなければなりません。購入まで2~3か月程度の時間を見ておく必要があります。
・維持管理費用がかかる
不動産には所得税や住民税・固定資産税・都市計画税などの税金がかかります。また物件の管理を委託する場合には、物件の管理費用が必要です。
・流動性が低い
不動産の流動性は低く、売りたいタイミングで売却できるとは限りません。市場で売買する株式投資と違い、不動産投資は相対取引です。多くのケースで、売却には時間を要すると考えておきましょう。
3.株式投資のメリットと注意点

株式投資は、売買がしやすい点や分散投資をしやすいメリットがあります。しか反面、価格の変動が激しいことや、損益通算ができない、値動きをチェックする手間ひまがかかるといった注意点を見落としてはいけません。
🔵 株式投資で得られるメリット
株式投資で得られるメリットには次のようなものがあります。
・すぐに始められる
株式投資は、証券会社に口座を開設すればすぐに始められます。市場で取引するため、流動性が高く売買しやすいのがメリットです。
・分散投資しやすい
株式投資は数千円程度の少額から売買できる銘柄もあります。いくつかの銘柄に投資すればリスクを分散できます。
・配当金や株主優待を得られる
銘柄によっては売却益だけでなく、配当金や株主優待を得られるケースもあります。
・銘柄の選択肢は多い
上場している銘柄数は多く、成長性や安定性、値動きなどさまざまな観点から銘柄を選べます。
🔵 株式投資の注意点
株式投資では次のような点に注意する必要があります。
・元本割れのリスクがある
価格の変動が大きいため、元本割れになる銘柄もあります。特に会社が倒産したような場合には、投資したお金をすべて失ってしまいます。
・損益通算できない
株式投資で損失が出た場合、不動産投資と異なり給与所得などで得た利益と損益通算はできません。
・一日の値動きが激しい
一日の価格変動が激しいため、大きな利益を得られる可能性がある反面、多額の損失が発生するリスクもあります。気になって本業が手に付かなくなる方や、眠れない夜を過ごす方もいるでしょう。
・レバレッジ効果(てこの原理)は不動産投資ほど大きくない
株式投資では信用取引をしても、自己資金を数十倍増やすのは難しいといえます。一方、不動産投資では融資を受けられるため、高いレバレッジ効果を期待できます。
4.不動産投資と株式投資のどちらが向いている?

不動産投資と株式投資、自分はどちらが向いているのか判断できない方もいるのではないでしょうか。両者は投資手法が大きく異なるため、自分の性格や資金・余裕時間・目標金額などをよく考えて投資する必要があります。
🔵 不動産投資に向いている人
不動産投資に向いている方の代表的な特徴は次の通りです。
・手堅く資産運用をしたい方
優良物件が見つかり、適度な管理を怠らなければ、長期にわたる安定収入を期待できます。着実に資産を増やしたい方に向いた投資法といえるでしょう。
・レバレッジ効果のある投資がしたい方
個人の属性が良ければ、年収を遥かに超える融資を受けられる可能性があります。
・運用の手間をかけたくない方
信頼できる管理会社を見つけられれば、賃貸管理や建物管理などほとんどの管理を委託できます。
🔵 株式投資に向いている人
一方、株式投資に向いている方の特徴は次の通りです。
・少額から投資を始めたい方
証券会社に口座を作っておけば、1銘柄につきわずか数千円程度から株式投資を始められます。
・換金性の高さを重視する方
株式投資は市場で取引するため流動性は高く、お金に変えたいと思ったときに比較的早く売却できます。
5.不動産投資と株式投資の両方を始めても問題はないか

投資手法が異なる不動産投資と株式投資、両方に魅力を感じている方もいるでしょう。「いっそのこと、並行して投資したい」と考えている方もいるかもしれません。不動産投資と株式投資を同時に行った場合、問題となる点はあるのでしょうか。
🔵 同時並行で投資しても問題ない
不動産投資と株式投資は両立可能です。むしろ、同時に投資することでそれぞれのメリットを受けられます。経済状況が良ければ家賃収入と株式の値上がり益を得られる上、株式投資がうまくいかなければ不動産の収入でカバーできます。両者を組み合わせることで、安定した資産運用ができるといえるでしょう。
🔵 投資の性質が異なることへの意識は必要
不動産投資はミドルリスク・ミドルリターンといわれ、長期にわたって安定的な収入を得られます。一方の株式投資はハイリスク・ハイリターンといわれ、短期的に大きな収入を得られる可能性はありますが、逆の結果もあり得ます。
両方の投資を行う場合は、「投資手法そのものが大きく異なる」ことを再認識し、投資へのスタンスをうまく切り替えて臨むことが重要です。
6.不動産投資のノウハウはGALA NAVIで習得しよう!
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7.まとめ

不動産投資と株式投資のどちらを選ぶかは、収益の大きさや安定性・リスクなどによって異なります。投資する際には自身の性格や資金・余裕時間・目標金額なども加味して選択しましょう。
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