1000万円で投資を始める方法10選|特徴や選び方のポイントとは
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投資といっても、株式投資や不動産投資、FXなど、その種類はさまざまです。1000万円で投資を始めようと考えた場合、どのように運用したらいいのかわからない、という方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、1000万円で投資を始める方法を紹介するとともに、それぞれの特徴や選び方のポイントも解説します。理解を深めて、自分に合った投資方法を見つけましょう。
1.1000万円で始める投資の基礎知識【1】
1000万円で投資を始めることで、将来の資金需要に備えられるだけでなく、インフレ対策にもつながります。投資を始める際の基礎知識として、投資を始めることで得られるメリットについて把握しておきましょう。また、実際に投資を始める場合に押さえておきたい、長期投資や分散投資についても解説します。
🔵 年金対策やライフイベントへの備えになる
人生においては、結婚やマイホームの購入、子どもの教育資金など、ライフイベントごとにお金がかかります。将来起こり得るライフイベントを想定し、資産形成をしておくことが大切です。1000万円で投資を始めることで、将来の資金需要に備えられるでしょう。
🔵 インフレ対策になる
インフレ(インフレーション)とは、物価の上昇が継続することをいいます。物価が上昇することで、相対的にお金の価値が低下するのが特徴です。なお、インフレの反対語はデフレ(デフレーション)といいます。
インフレに対応するためは、現金ではなく実物資産(不動産や金など)を保有しておくとよいでしょう。また、株式や債券、投資信託などの金融資産もインフレ対策として有効です。
🔵 長期・分散投資が基本
できる限りリスクを抑えて投資するためには、「長期投資」「分散投資」が基本です。一般的に、投資期間が長期に及ぶほど保有資産の価格変動などに対応しやすくなるといわれています。
分散投資とは、購入するタイミングや資産、銘柄、投資対象地域などを分けることで、リスクを抑える方法です。長期投資と分散投資を基本とすることで、安定した収益の獲得を期待できます。
2.1000万円で始める投資の基礎知識【2】投資とリスク・リターンの関係
投資を始めるにあたって、リスクとリターンの関係を正しく認識しておく必要があるでしょう。以下にそれぞれについてまとめました。
【投資におけるリターンとは】
投資によって得られる収益(または損失)のこと
【投資におけるリスクとは】
・「不確実性」を意味する※リターン(収益)の振れ幅でリスクの高低を判断できる
・保有資産の価格変動などによって投資元本が減少する可能性があること
基本的には、リスクが大きい方法ほどリターンも大きくなります。預貯金のような元本が保証されている方法はリターンも小さいですが、株式やFXといった、比較的リスクが高いとされる方法はリターンも大きくなることを頭に入れておきましょう。
3.1000万円で始める投資|代表的な投資方法
投資対象には、株式や投資信託、不動産など、さまざまな資産(運用商品)があります。自身に合った投資方法を見つけるためにも、それぞれの仕組みを把握しておきましょう。ここでは、10の代表的な投資方法をピックアップしました。それぞれの特徴やリスク、注意点などを解説します。
🔵 1.外貨預金
外貨預金とは、日本円を米ドルやユーロなどの外貨に換えて預金することを指します。外貨預金は、日本円で預金する場合と比べて金利が高い傾向にありますが、為替変動の影響を受けて元本割れする可能性がある投資方法です。主なメリットや注意点を以下の表にまとめました。
メリット | 注意点 |
・日本円で預金するよりも金利が高い傾向にある ・為替変動によって為替差益が期待できる |
・為替変動によって元本割れするリスクがある ・外貨へ換える際の為替手数料などが発生する |
🔵 2.債券
債券とは、国や企業などが投資家から資金を借り入れるために発行する有価証券のことです。債券には、国や自治体などが発行する公社債や、企業などが発行する社債などの種類があり、それぞれ仕組みも異なります。
投資家が債券を購入した場合、保有期間中に利子を受け取り、満期(償還日)になれば額面金額が払い戻されます。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・安全性が高い ・償還日前でも換金可能 ・満期までの期間を選べる(1年、5年、10年など) |
・発行体によっては信用リスクがある ・価格変動リスクがある ・外貨建て債券の場合、為替リスクがある |
🔵 3.株式投資
株式投資とは、企業が発行する株式を購入し、売買差益や配当金などを得ることを目的とした投資方法です。株式投資は、比較的リスクが高い投資方法であるため、得られるリターンも大きくなるとされています。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・株式市場の取引時間内であればいつでも売買できる ・配当金や株主優待などを得られる ・銘柄数が多いため、選択肢が豊富 |
・株価が大きく下落する可能性もあるため、リスクが大きい ・専門的な知識が必要となる場合が多い |
🔵 4.投資信託
投資信託とは、投資家から集めた資金をもとに運用会社が運用を行い、それによって得た利益を投資家に分配する金融商品のことです。国内外の株式や債券などを運用対象とし、商品によって運用資産やリスクなどが異なります。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・少額から購入できる ・株式や債券などに分配投資できる ・運用は専門家が行う |
・価格変動リスクや為替変動リスク、信用リスク、金利変動リスクなどがある ・商品性が多様なため、商品によって成績が大きく異なる |
🔵 5.REIT(不動産投資信託)
REIT(不動産投資信託)とは、投資家から集めた資金を不動産に投資し、それによって得た賃料収入などを投資家に分配する金融商品のことです。REITの多くは証券取引所に上場しているため、株式などと同様に売買できます。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・少額から購入できる ・複数の不動産に分散投資できる ・流動性が高く、売買しやすい |
・実物不動産を所有できない ・運営会社が倒産するリスクがある ・上場廃止になる可能性がある ・不動産市況や金利の変動、地震・火災などのリスクがある |
🔵 6.ヘッジファンド
ヘッジファンドとは、富裕層や機関投資家などから資金を集め、運用を行うファンドのことです。多くの投資家から資金を集める投資信託は「公募投信」と呼ばれるのに対し、ヘッジファンドは出資者が限定されるため「私募投信」と呼ばれています。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・利回りが高い傾向にある ・市場環境が悪い場合も利益を期待できる |
・運用コストが高め ・投資信託に比べて多くの資金が必要 |
🔵 7.コモディティ投資
コモディティ投資とは、金やプラチナなどの貴金属、原油やガソリンなどのエネルギー、大豆やトウモロコシなどの穀物といった、「商品」へ投資することです。これらの商品はコモディティと呼ばれ、主に商品先物市場で取引されています。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・実物資産のため、インフレに強い ・株式などの資産と分散することでリスクヘッジできる |
・為替リスクがある ・金利や配当などが得られない ・商品によって価格の変動要因が異なる |
🔵 8.FX
FXとは「外国為替取引または外国為替証拠金取引」のことで、通貨を取引して売買差益を狙う投資方法です。証拠金取引では、レバレッジをかけて自己資金よりも大きな金額で取引できます。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・レバレッジをかけることで、少ない自己資金でも大きな金額を取引できる ・さまざまな国の通貨を取引できる ・取引できる時間が長い |
・為替レートの動きが思惑と外れた場合、損失が大きくなる可能性がある ・トレード知識が必要 ・値動きを追うための時間が必要 |
🔵 9.暗号資産(仮想通貨)
暗号資産(仮想通貨)とは、インターネット上でやり取りできる通貨のことで、代表的な通貨としてビットコインやイーサリアムなどが挙げられます。法定通貨(日本円や米ドルなど)としての機能はありませんが、法定通貨と交換可能です。主なメリットや注意点を以下にまとめました。
メリット | 注意点 |
・24時間取引できる ・法定通貨と交換できる ・少額でも取引できる |
・値動きが激しい ・ハッキング被害に遭う可能性がある ・国によって価値が補償されない |
🔵 10.不動産投資
不動産投資とは、マンションやアパートなどの一棟もしくは区分、一戸建てといった実物不動産を購入して家賃収入や売却益などを狙う投資方法のことです。不動産投資では初期費用が大きくなる傾向にあるため、金融機関のローンを利用して始めるケースも多いでしょう。主なメリットや注意点は以下の通りです。
メリット | 注意点 |
・安定した家賃収入が期待できる ・実物不動産を所有できる ・節税効果が期待できる ・団体信用生命保険への加入により、生命保険の代替効果がある |
・初期費用が大きくなる傾向にある ・物件の維持・管理費などがかかる ・空室リスク・建物老朽化リスク・災害リスクなどがある |
4.不動産投資の特徴をさらに深掘り!
不動産投資は初期費用が大きくなる傾向にありますが、不動産投資ローンを活用すれば自己資金が少ない状況であっても始められることがメリットです。
また、物件の管理業務を業者に委託することも可能なため、本業との両立がしやすいこともメリットとして挙げられます。さらに、不動産の価格は、株式や投資信託などの金融商品のように短期間で乱高下するリスクが低いことも特徴です。
このように、不動産投資には魅力的な面が多数ある一方、空室リスクや修繕リスクなど複数のリスクがあり、社会情勢などの要因によって購入価格が売却価格を下回るリスクもゼロではありません。従って、不動産投資は一般的にミドルリスク・ミドルリターンの投資方法と考えられています。
5.1000万円で始める投資|投資先の選び方と運用のポイント
投資を始める場合は、事前に入念なリサーチを行い、運用計画を立てておく必要があります。投資には必ずリスクがあるため、思わぬ損失を出さないためにも理解度を上げて取り組むことが大切です。ここでは、投資先の選び方や運用のポイントなどを解説します。
🔵 ポートフォリオを組み計画を立てる
事前に入念な計画を練った上で投資を始めることが大切ですが、その一環として「ポートフォリオの作成」が挙げられます。ポートフォリオとは、株式や投資信託、不動産などといった運用資産の保有割合のことです。
年齢や家族構成、価値観などによってリスクに対する許容度が異なるため、ポートフォリオの組み方は人によって異なります。自身の状況を踏まえた上で、運用方法を選別することをおすすめします。
🔵 商品内容やリスクを理解する
預貯金などとは異なり、投資には元本割れのリスクがあります。また、商品によって組み入れられる資産やリスクが異なり、商品性も多様です。
購入する商品や資産によっては途中換金できないこともあるため、商品内容やリスクを事前に把握しておきましょう。その上で、どの程度までリスクを許容できるか考えることが大切です。
🔵 仕事や生活と両立しやすいか見極める
投資方法や投資方針によっては、運用に際して手間がかかることも考えられます。投資にかけられる時間がどのくらいあるか考えておくことも、重要なポイントといえるでしょう。
投資に時間を取られ過ぎてしまい、仕事や生活に支障が出てしまっては本末転倒です。長期的に安定した運用を行うためには、自身の仕事や生活と両立しやすいか、という視点をもつとよいでしょう。
🔵 適切な相談先を選んで
投資といってもその方法はさまざまで、知識がないまま始めて失敗する可能性もあります。投資に関する知識が乏しい場合、専門家に相談するのもひとつの方法です。主な相談先として、銀行や証券会社、IFA(独立系ファイナンシャルアドバイザー)、不動産会社などが挙げられます。
一般的に、銀行や証券会社、IFAなどは取り扱うサービスや商品が多いため、さまざまな投資方法に対応しています。不動産投資を始める場合の相談先は、やはり不動産会社が有力な候補といえるでしょう。投資方法に適した相談先を選定することが大切です。
6.「GALA NAVI」が信頼性の高い情報をお届け!
投資を始める場合、さまざまな角度から情報を収集する必要があります。しかし、インターネット上には間違った情報も多く、正確な情報を集め続けることは難易度が高いかもしれません。間違った情報をもとに投資を行った場合、思わぬ損失を出してしまう可能性もあり得ます。
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7.まとめ
1000万円で投資を始めようと考えた場合、投資方法にはさまざまな選択肢があります。自身の年齢、家族構成といった状況や、リスクへの許容度に応じて投資方法を選ぶことがポイントです。まずは投資方法ごとの特徴を把握しましょう。
実物不動産を運用する不動産投資は、家賃を主とした長期的な安定収入が期待できること、タイミング次第では売却益を狙えることなど、さまざまな魅力をもつ投資方法です。管理業務を委託することで、オーナーとしての負担を軽減できるため、本業が忙しい方やサラリーマンの方からも注目を集めています。
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