不動産投資に資格は必要? お勧めの役立つ資格
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「不動産投資を始めるには、資格は必要?」と、疑問に感じる方もいるかもしれません。結論からいえば、不動産投資に資格は必要ありません。しかし、資格取得の過程で学ぶことのできる、お金や投資、不動産に関する基本的な知識は不動産投資に大変役立ちます。今回は、不動産投資に役立つ資格について紹介します。
1.不動産を取り扱うための資格にはどのようなものがある?
不動産を取り扱うための資格で代表的なのは、「宅地建物取引士(宅建)」です。不動産に関する法律知識を持つ専門家であることを証明する国家資格で、難易度も高いです。不動産取引を行うには必須の資格で、不動産を取り扱う仲介会社などは、従業員の数に応じて宅地建物取引士を置くことが義務づけられています。
宅建のほかに不動産を取り扱う資格には、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能持った専門家である「賃貸不動産経営管理士」や、マンション管理組合のコンサルタントに必要とされる一定の専門知識を有している事を証明する「マンション管理士」などがあります。
ただし、前述したように、不動産会社には資格保有者である専門家が必ずいますので、不動産投資を始めるからといって、自ら宅建や賃貸不動産経営管理士などの資格を取得する必要はないでしょう。
2.不動産投資に役立つ3つの資格
それでは、不動産投資をする場合に役立つ3つの資格をみていきましょう。
🔵1.不動産実務検定(大家検定)
一般社団法人日本不動産コミュ二ティーが運営している民間資格で、以前は「大家検定」と呼ばれていました。空室対策や入居者対応、トラブル発生時の解決策といった実務のほか、建築基準法や税法、人口動態や将来の不動産需要予測といったマクロ的な知識からプランニングまで、不動産経営に必要とされる知識を習得できます。
🔵2.簿記(2~3級)
簿記は直接不動産投資にかかわる資格ではありませんが、不動産投資・アパート経営においては、毎月の収支管理や投資の分析に簿記の知識は必要です。帳簿のつけ方を理解していれば、確定申告にも役立つでしょう。
🔵3.ファイナンシャルプランナー(1~3級)
ファイナンシャルプランナーとは、資産運用やライフプランをアドバイスする専門家のことです。不動産、金融、相続税や贈与税、税金、保険、年金など、お金や資産運用にかかわることを網羅的に学びます。不動産投資に直接かかわる資格ではありませんが、お金に関する幅広い知識は、不動産投資の成功確率を上げるかもしれません。また、豊かな人生を送るための家計・資産全体を見る目を養うのにも役立ちます。

3.資格取得よりも大切なこと
ここまで、不動産投資に役立つ資格についてみてきましたが、不動産投資を行うにあたって宅建などの特別な資格は必要ありません。しかし、あえて資格取得を目指すメリットをいうならば、それは「体系的な知識が身につく」ということです。不動産関連の資格は実用的な内容を網羅していることから、学ぶことで不動産経営に関する理解も深まることでしょう。資格の勉強で得た知識は、後に実践の場でも役立つはずです。
ただ、不動産投資で成功するには、資格の有無よりも、入居者募集や物件管理を適切に行うことができる不動産会社を選ぶほうが重要です。繰り返しとなりますが、不動産会社は必ず宅建の資格保有者を置く必要があるため、自ら不動産のスペシャリストを目指すよりも、信頼できる不動産会社を探したほうが効率がよいといえるでしょう。
4.資格取得で得た知識を生かす
オーナーとして不動産に関しての知識があるにこしたことはありませんが、資格取得を目標とするよりも、資格を得る過程で身に着けた知識を実際の投資にどう生かすかが大切です。そして、その知識は自らの資産を預けるパートナーとなる不動産会社選びにも十分に生かせるでしょう。
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