ほったらかし投資のおすすめ8選を紹介
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老後資金の拡充や生活費の補填を目的として、近年では本業だけではなく投資に着手する人が多くなりました。
しかし、日中仕事中に株やFXのように毎日デスクを眺めることは難しいでしょう。
そこで、できればあまりデスクにかじりつかず、ほったらかしで利益を獲得できる投資が良いという人は多いのではないでしょうか。
本記事では、ほったらかし投資におすすめの方法を8つご紹介します。
ほったらかし投資のメリット
ほったらかし投資とは、投資を始める前に投資環境を整え、その後は放置して資産を増やし続ける方法を指します。
運用後は手間や時間をかけずに資産を形成できることから、日中働いている人でも実施できます。
ほったらかし投資を行うことで、投資家は下記のようなメリットを得られます。
時間と手間の節約
日々の市場の動向や個別の投資先の詳細を追跡する必要がないため、投資家は本業やプライベートに集中できます。
感情的な判断の回避
市場の短期的な変動に左右されず、冷静な投資判断を維持できます。
長期的な資産形成
時間を味方にすることで、複利効果を最大限に活用し、資産を着実に増やすことが期待できます。
コストの削減
頻繁な売買を避けることで、取引手数料や税金などのコストを抑えることが可能です。
新規参入のハードルが低い
最初に投資の設定をするだけであとは細かな調整や情報の追跡が不要のため、投資初心者でも安心して始められます。
不動産投資
不動産投資は利益不動産を購入し、家賃収入を利益として受け取る投資方法になります。
満室借りられている状況が続けば、維持・管理費やローンを支払うことで、安定した利益を獲得できます。
そのため、日中仕事している人でも、ほったらかしで利益を獲得できる方法といえます。
下記にて、不動産投資におけるメリットとデメリットをご紹介します。
メリット
不動産投資はほったらかしでも利益を獲得できるだけではなく、節税対策にも用いられます。
不動産は減価償却や経年劣化などにより、現金よりも相続税や贈与税などが抑えられる財産です。
また、自己資本を少なく始められるほか、レバレッジ効果によって大きな利益を得られる点もメリットといえます。
デメリット
不動産投資は入居者数によって得られる利益が変動するモデルである以上、空室リスクが常に存在します。
設備が劣化したり、引っ越したりすることで空室が発生した場合、早急に入居者を募集しなければ利益が減少してしまいます。
また、建物は自然災害や周囲の環境に大きな影響を受けることから、損壊の可能性もゼロではありません。
つみたてNISA
つみたてNISAとは、2018年からスタートした資産運用方法で、最長20年間非課税になる制度です。
少子高齢化や低金利の時代において、老後のお金の不安を解消する手段のひとつといわれています。
メリット
つみたてNISAは金融機関に依存しますが、毎月1,000円や10,000円など、生活に負担を掛けない金額で始められます。
ほかの投資と比較すると、少額の初期費用で始められる点はつみたてNISAのメリットといえます。
また、積み立てのモデルである以上、設定した間隔で自動的に買い付けることから、買い逃しなどが存在しません。
デメリット
一方、つみたてNISAは選べる金融商品が限定されているため、選択肢が少ないことがデメリットとなります。
たとえば、国内外の個別株式やREITへの投資を考えている場合、一般NISAを選ばなければなりません。
損失が発生した場合、ほかの投資のようにほかの運用益と相殺したり、翌年に繰越したりができない点も注意しましょう。
iDeCo
iDeCoとは、確定拠出年金に基づいた私的年金の制度で、「個人型確定拠出年金」といいます。
自分で設定した掛け金を拠出して積み立てたお金を、定期預金や保険商品などに投資します。
メリット
iDeCoの掛け金は全額が所得控除の対象になることから、税制上の優遇を受けられます。
通常、投資信託などで得た利益には20%程度の税金が課せられますが、iDeCoの場合は発生しません。
転職・退職してもほかの確定拠出年金に移動できる点も、iDeCoが持つメリットといえるでしょう。
デメリット
iDeCoは一般的な貯金などとは異なり、原則として60歳にならなければお金を受け取れません。
また、ほかの投資に挑戦したいときでも、iDeCoの場合は中途解約ができないことから、継続をしなければならないのです。
管理や運営は自分で行わなければならないため、投資の知識や運用の手間が必要な点もデメリットといえるでしょう。
投資信託
投資信託とは、投資家から集めたお金で資産を運用し、獲得した成果を投資家に分配する金融商品です。
失活で投資したり、定期的に一定金額を購入する積み立て方式だったりと、さまざまな投資方法が用意されています。
メリット
投資信託では専門家が資産を運用するため、個人での調査や分析といった時間を省くことができます。
比較的少ない資金で多様な資産に投資できるほか、知識が豊富な専門家が運用するため、初心者にも適しています。
また、複数の銘柄や資産クラスに分散して投資することで、投資家個人にかかるリスクを低減できます。
デメリット
一方、投資信託では信託報酬や販売手数料などのコストが発生し、長期的にはリターンに影響をおよぼす可能性があります。
投資商品は投資家が選ぶことができないため、市場環境や運用方針によっては、期待したリターンが得られないことも考えられます。
また、一部の投資信託では解約に時間がかかる場合がある点にも注意が必要です。
不動産クラウドファンディング
不動産クラウドファンディングとは、資産運用会社がお金を集めて、共同で不動産投資を行うサービスです。
一般的な不動産投資は投資家個人で行いますが、こちらは複数の投資家で資産を運用します。
メリット
不動産クラウドファンディングは従来の不動産投資よりも少ない資金で参加でき、多くの投資家に門戸が開かれているといえます。
投資対象となる不動産は専門家がプロジェクトを選定・運営するため、個人での物件選びの手間が省けます。
また、複数のプロジェクトに分散して投資することで、ひとつの物件でマイナスが発生してもほかの物件で補填ができます。
デメリット
一方、不動産クラウドファンディングではプロジェクトの失敗や市場環境の変化により、投資元本が戻らない可能性があります。
投資期間中は資金の引き出しが難しく、急な資金需要に対応しづらい場合がある点にも注意が必要です。
また、案件によってはプラットフォーム利用料や管理費などの手数料が発生することがあります。
ソーシャルレンディング
ソーシャルレンディングとは、銀行などの金融機関を介さずに投資家と資産運用会社をマッチングさせるサービスです。
2000年代前半に立案されたといわれており、投資に関する歴史のなかでは比較的新しい部類になります。
メリット
ソーシャルレンディングは借り手への貸付による利息収入で、高いリターンを得られる可能性があります。
小口の資金で多様な貸付案件に投資ができることから、初心者やリスクを分散したい人におすすめです。
また、資金調達が難しい中小企業や個人を支援することで、「社会に貢献している」といった社会的意義を感じられる投資です。
デメリット
一方、ソーシャルレンディングでは借り手の返済不能により、元本が回収できないリスクがあります。
貸付期間中は資金の引き出しが困難で、投資資金が固定されてしまう点にも注意が必要です。
また、一部のプラットフォームで不正が発覚した事例もあり、信頼性の確認も重要な課題といえます。
株・FXなどの自動売買
本来、株やFXは投資家が自身で売買を行いますが、膨大な時間や知識が必要になります。
しかし、近年ではシステムが自動的に売買をしてくれるようになったため、拘束時間や労力が大幅に削減されています。
メリット
自動売買ではシステムが自動的に取引を行うため、人間の感情による誤った判断を避けられます。
24時間稼働する市場で自動的に取引を行えるだけではなく、過去のデータを用いて、取引戦略の有効性を事前に検証できます。
「株価が〇円になったら売る・買う」といったように、条件を用意することで対応を代行させられます。
デメリット
システムのバグやサーバーの不具合などにより、予期しない損失が発生する可能性があります。
過去のデータに基づく戦略であることから、突然の市場変動に適応できない場合もある点には注意が必要です。
また、初期設定やメンテナンスの際には自分で作業しなければならないことがあります。
ロボアドバイザー
ロボアドバイザーとは、人工知能(AI)を用いた投資方法であり、近年急速に普及しています。
許容リスクや期待できるリターンに応じて、最適な資産を組み合わせてくれます。
メリット
ロボアドバイザーは、自分の運用やスタイル、目的に合った最適な商品を提案してくれます。
自分で商品を探す手間や、運用・投資に関する手間を大幅に削減してくれるのです。
最低投資金額は100円と、低額な初期費用で始められる点もロボアドバイザーのメリットといえます。
デメリット
一方、ロボアドバイザーは短期的に大きな利益を獲得するのには不向きな投資方法といわれています。
元本保証がされていないことから、投資金額を丸々受け取れない可能性がある点にも注意が必要です。
含み損が発生したときにあわてて解約をしてしまうと元本割れしてしまうため、安定した資産運用には不向きです。
おわりに
本記事では、ほったらかし投資におすすめの方法をご紹介しました。
不動産投資やつみたてNISA、iDeCo、ロボアドバイザーなどが、一般的にほったらかし投資に向いているといわれています。
それぞれの投資方法にメリット・デメリットが存在するため、理解をしたうえで投資を始めると、安全に運営できます。
または、ひとつの投資に集中するのではなく、リスクヘッジを考慮して複数の商品に分散して運用します。
これから投資を始めようと考えている人は、それぞれの投資や商品の特性を学んでおきましょう。
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