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お子さまの将来のために! ジュニアNISAと学資保険の違いを知ろう

お子さまの将来のために! ジュニアNISAと学資保険の違いを知ろう


お子さまの将来のために! ジュニアNISAと学資保険の違いを知ろう

お子さまの教育資金は、住宅の取得費や老後の費用に並ぶ家庭の三大出費といっても過言ではありません。お子さまの将来のために、不自由のない資金を用意してあげたいのが親心というもの。今回は、効率的に教育資金作りを進めるため、ジュニアNISAと学資保険の違いについてみていきます。

【目次】

1.ジュニアNISAと学資保険、どこがどう違う?

ジュニアNISAと学資保険

ジュニアNISAと学資保険の違いについて、メリット・デメリットも併せてみていきましょう。

🔵ジュニアNISA(未成年者少額投資非課税制度)

お子さま名義の証券口座で株式売買や投資信託などの投資ができる制度です。運用によって得られた譲渡益や配当金・分配金に課される税金が、最長5年間、非課税になります。対象となるのは、日本在住で0~19歳の名義で開設した証券口座で、年間の非課税投資上限額は80万円に制限されています。また、口座開設者であるお子さまが18歳になるまで払い出しができません。まさに、大学進学でお金がかかる時期に向けての積み立てにうってつけです。

➢メリット:運用成績によっては高い収益性を期待できる。非課税投資額が毎年80万円までと、後述するつみたてNISAに比べて大きい

➢デメリット:投資商品なので元本割れの可能性がある。原則、子どもが18歳まで引き出せない※。投資可能期間が2023年までの限定である。一度預け入れると、金融機関の変更ができない

※2024年以降のジュニアNISA廃止後は、払い出し制限がなくなります。

🔵学資保険

生命保険会社が販売する、主にお子さまの教育費を積み立てるための保険商品です。

➢メリット:少額からコツコツと運用でき、満期まで積み立てれば元本が保障されるので安全性が高い。年末調整で保険料が控除の対象になる。積立期間中に、親が万が一亡くなった場合などに保障が受けられる学資保険もある。将来受け取れる保険金額があらかじめ示されているので、教育費のシミュレーションがしやすい

➢デメリット:途中解約すると元本割れの可能性がある

2.ジュニアNISAと学資保険、選ぶならどっち?

ジュニアNISAと学資保険はそれぞれ一長一短です。シチュエーション別に検討してみましょう。

1.細く長く資金作りをしたい➡学資保険

学資保険は途中解約すると元本割れの可能性があります。したがって、毎月無理のない範囲で積み立てるのが吉となります。多くのご家庭では月1~2万円程度を積み立てているようです。
なお、保険料の支払い方法には、満期まで保険料を払い続ける「全期払い」と、満期前に払い終わる「短期払い」の2種類があります。全期払いは月々の負担は小さいですが、支払った保険料に対してどれくらいの保険金がもらえるかを示す返戻率は低くなる傾向があります。一方、短期払いは月々の負担は大きいですが、返戻率は高くなる傾向にあります。また、短期払いでは、ちょうどお子さまが学齢期を迎えて、お稽古事や塾、進学などで何かとお金が必要となる前に保険料を払い終えていることから、結果的に家計の負担が減るということもあります。
コツコツ払いが基本の学資保険も、家計の状況に合わせて支払い方法を検討してみることをお勧めします。

2.片働きの家庭➡学資保険

学資保険は少額をコツコツためられるうえ、その多くは、万が一契約者が死亡した場合の保障をつけることができます。これは、満期を迎える前に契約者が亡くなった場合、その先の保険金支払いが免除され、保険金を満額受け取れるというものです。
片働きのご家庭では、専業主婦(主夫)は生命保険に入っていないケースが多くみられます。他の保険に入っていない場合、保護者を学資保険の契約者にすることで、学資保険を生命保険の代わりにできるというわけです。

3.短期間で一気に資産を増やしたい➡ジュニアNISA

ジュニアNISAは投資商品なので、運用効率によって増やせる資金額が変わります。また、非課税期間が5年しかないので、短期勝負となります。高齢出産や共働きで手元資金に余裕がある、年数回ボーナスが入るなど、余剰資金があるのでしたら、短期間で一気に資産を増やすジュニアNISAへのチャレンジをお勧めします。

4.祖父母からの資金援助がある➡ジュニアNISA

祖父母から孫へ教育資金を提供する場合、年間110万円を超えると贈与税がかかります。それに対してジュニアNISAは、年間投資額が贈与税のかからない範囲内(80万円)に収まることから、祖父母からの教育資金提供に利用ができます。しかし、ジュニアNISAは運用成績によっては元本割れの可能性があります。そこで、ある程度の教育資金のめどがついており、かつ贈与税のかからない範囲で祖父母や親世代から資産移動をしたいという方に適しています。

3.ジュニアNISAとつみたてNISAの違い

ジュニアNISAが2023年で終了するため、ジュニアNISAとつみたてNISAの違いについてもご説明します。
つみたてNISAは、年間40万円までの非課税投資枠で運用する投資信託の譲渡益や分配金・配当金に課される税金が、最長20年間、非課税となる制度です。非課税投資枠は小さいですが、非課税期間が長いことから、教育資金向けの積み立てにも活用できます。こちらは、投資可能期間が2037年までです。
ジュニアNISAとの違いは、つみたてNISAは日本在住で20歳以上の人を対象にしていることと親名義の口座となることです。そのため、ジュニアNISAのような払い出し制限期間がなく、積立期間中も自由に使うことができます。ジュニアNISAは残り3年間ですので、「積み立てた資金を教育費以外の用途に使わない」という意志があれば、つみたてNISAの活用も検討してみてもいいかもしれません。

ジュニアNISAとつみたてNISAの違い

4.家庭のシチュエーション、ライフスタイルにあった積み立てを

ここまで、学資保険とジュニアNISAの違いとご家庭の状況に合った教育資金作りの例などを紹介してきました。学資保険とジュニアNISAには一長一短ありますので、それぞれの特徴を理解したうえで、ライフスタイルに合った方法での教育資金作りを検討していきましょう。


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