資産運用初心者にはどっちがおすすめ?株式投資と不動産投資を徹底比較
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資産運用をこれから始めようと思っている初心者の人にとって、何に投資すればよいのかを判断するのは悩ましい問題です。今回は、資産運用の投資対象のなかでも、代表的な株と不動産についての比較をします。それぞれの特徴をよく理解することで、どちらの投資が自分に向いているかが検証できるでしょう。
株式投資のメリット・デメリット
株式投資の主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
株式投資の主なメリット
投資をはじめやすい
自己資金が少なくても、数万円もあれば投資できる株式はたくさんあります。また、投資を始めるために必要な口座開設も、ネット証券を利用すれば自宅でも簡単に行えます。
流動性が高い
「流動性」とは、売買のしやすさを意味します。現金化したいときにすぐに換金できる商品ほど、「流動性が高い」と言われます。株式投資は、数日で現金化することができるため、急に現金が必要になったときや別の株式に変更したいときなどに素早い対応が行えます。
運用方法が豊富
株式投資では、短期または長期での値上がり益を狙った運用、配当金や株主優待などを期待した運用など、さまざまな運用方法があります。
投資の可否を判断するための情報が豊富
株式投資に関する情報は新聞、雑誌、テレビ、インターネットなどにあふれており、それらの情報を取捨選択して投資活動を行えます。
株式投資の主なデメリット
値動きが大きい
株価は1日のなかでも大きく上がったり下がったり激しく価格が変動することもあります。そのため、常に株価の変動、あるいは株価に大きな影響を与える政治、経済、企業業績などの動向に注意を払っていなければなりません。その分の手間がかかり、リスクも大きいといえます。
株価の動向判断が難しい
株式投資で継続的な利益を出していくには、株価の変動を予測するためのさまざまな指標を理解する必要があり、一定以上の知識が必要となります。また、その知識も、短期のデイトレードや長期のトレードなどの運用方法によって、使い分ける能力も必要です。これらの指標の理解や株価に変動を与える要因も多岐にわたるため、株価の動向を判断をするのは難しいといえます。
不動産投資のメリット・デメリット
不動産投資の主なメリット・デメリットは以下のとおりです。
不動産投資の主なメリット
レバレッジが効く
レバレッジとは、自己資金の数倍の金額で投資できることです。不動産には担保価値があり、銀行からの融資を受けて自己資金よりも大きな投資を行えるので資金効率の高い投資ができます。収益が安定して得ることができれば、少額な資金しかなくても大きな収益が得られます。
値動きが小さい
不動産投資は、株式投資やFX投資などに比べると、値動きの幅が小さく、また急激な変化もありません。また、不動産投資は、収益となる賃料が景気変動の影響を受けにくいので、入居者がいれば安定した収入が長期間にわたって見込めます。
手間がかからない
物件の購入は慎重に行う必要がありますが、物件購入後は管理会社に管理を委託することができます。自身で行う業務は少ないので、忙しい人でも投資に時間を取られることもなく本業に集中できます。
経費計上が可能
不動産投資では、物件の維持費や管理費、減価償却費などのさまざまな費用を、賃料などの収益から経費として控除することが認められています。そのため、利益に課税される税金を節税できます。
現物資産を所有できる
不動産投資では、最終的に現物資産が残ります。そのため、株式は会社の倒産で価値がゼロになる可能性がありますが、不動産は価値がゼロになるリスクはほとんどありません。また、不動産価格や賃料は、インフレに連動して上がることから、インフレ対策にもなります。さらに、現物資産なので、セカンドハウスや親元を離れた子どもの下宿部屋とするなどの活用もできます。
不動産投資の主なデメリット
流動性が低い
不動産の売買は、株式の売買と比べると一般的には換金に時間がかかります。物件を買い換えたい場合や現金化したい場合に売却に時間がかかる恐れがあります。売却を急ぐと、不動産価値に対し大きく売却価格を低下させないと売却できない可能性があります。
初期費用が大きい
不動産投資は、一般的には株式投資に比べるとある程度大きな費用が必要です。リスクを軽減するために分散投資をすることは簡単にできません。ただし、初期費用を抑えた不動産投資が可能な場合もあります。
まとめ
資産運用の初心者にとって、投資に割ける時間、自己資金、どのようなスタンスで投資をするかなどで最適な投資先や投資方法の選択肢は変わってきます。例えば、働き盛りで忙しい会社員の方には、不動産投資や、株式投資でも長期保有を主体とした投資がおすすめです。株式投資と不動産投資は、決してどちらかが優れているという訳ではありません。ご自分に向いている投資を選択して始めることが大切です。
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