リバランスとは?資産配分を見直すタイミングと方法を解説

リバランスとは?資産配分を見直すタイミングと方法を解説


リバランスとは?資産配分を見直すタイミングと方法を解説

資産運用では、投資を始めた後も資産配分を定期的に確認する必要があります。

株式や債券などは価格が変動するため、当初決めた資産配分から徐々にずれる場合があるためです。

こうした配分の偏りを調整し、目標とする状態へ戻す方法をリバランスといいます。

リスクを取り過ぎないためにも、運用状況に応じた見直しが必要です。

本記事では、リバランスの仕組みや資産配分を見直すタイミングと方法について解説します。

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リバランスとは

リバランスとは

リバランスとは、値動きによって変化したポートフォリオを、あらかじめ決めた資産配分へ戻すことです。

資産ごとの割合を調整することで、自分のリスク許容度に沿った運用を続けやすくなります。

以下では、リバランスが必要な理由とメリット・デメリットについて解説します。

リバランスが必要な理由

株式や債券などは、それぞれ異なる値動きをするため、運用を続けると資産配分が変化します。

たとえば株式の価格が大きく上昇すると、ポートフォリオ全体に占める株式の割合も高まります。

その結果、当初の計画より価格変動の影響を受けやすい資産構成になる場合があります。

リバランスによって配分を戻すことで、想定したリスク水準を維持しやすくなります。

リバランスのメリット

リバランスのメリットは、特定の資産へ投資が偏ることを防ぎやすい点です。

値上がりして比率が高まった資産を減らし、比率が低下した資産を増やして調整します。

これにより、相場の値動きに流されず、設定した資産配分を維持しやすくなります。

また、定期的に運用状況を確認する機会となり、投資目的を見直すきっかけにもなります。

リバランスのデメリット

一方で、リバランスを行えば必ず運用成果が高まるわけではありません。

値上がりを続ける資産を売却すると、

また、商品を売買する際には手数料が発生し、課税口座では利益に税金がかかることもあります。

そのため、必要以上に頻繁な調整をせず、運用方針に沿って実施することが重要です。

 

リバランスの方法とタイミング

リバランスの方法とタイミング

リバランスには、比率が高まった資産を売却する方法と、追加資金を使って不足する資産を購入する方法があります。

実施時期は一定期間ごとに確認するほか、資産配分のずれを基準に判断する方法もあります。

ここでは、リバランスの具体的な方法とタイミングを紹介します。

株式・債券の配分を戻す

基本的な方法は、値上がりして比率が高まった資産を売却し、比率が低下した資産を購入する方法です。

たとえば株式と債券を50%ずつ保有していた場合、株式の割合が60%まで高まれば配分を調整します。

株式の一部を売却して債券を購入することで、当初設定した50%ずつの資産配分に近づけることができます。

ただし、相場の変動だけを理由に頻繁な売買を繰り返さず、あらかじめ決めた方針に沿って判断することが基本です。

追加投資で配分を調整する

資産を売却せず、追加する資金を比率が低下した資産へ重点的に投資する方法もあります。

たとえば株式の比率が高まっている場合、新たな資金で債券を購入し、全体の配分を調整します。

この方法であれば、保有資産の売却を抑えながらリバランスを進めることができます。

定期的に積立投資を行っている人は、追加投資の配分を変更する方法も検討しやすいでしょう。

リバランスの頻度

リバランスには、毎年など一定の時期に確認する方法と、配分のずれを基準にする方法があります。

J-FLECでは、個人の場合、家計全体の棚卸しとあわせて年1回確認する方法を紹介しています。

一方で、転職や退職など生活環境が大きく変わった場合は、資産配分そのものを見直しすることが必要です。

頻繁に調整するのではなく、確認時期や許容するずれ幅などを事前に決めておくと判断しやすくなります。

手数料や税金に注意する

資産を売買してリバランスする際は、金融商品によって売買手数料などが発生する場合があります。

また、課税口座で株式などを売却して利益が生じれば、原則として譲渡益が課税対象となります。

そのため、手数料や税負担まで考慮し、必要以上に売買回数を増やさないことが重要です。

NISA口座では対象商品の売却益が非課税となるため、利用する口座の制度や課税関係も確認しておきましょう。

おわりに

本記事では、リバランスの仕組みやメリット・デメリット、資産配分を見直すタイミングと方法について解説しました。

一方で、売買には手数料や税金が発生する場合があるため、頻繁な調整が適切とは限りません。

投資目的やリスク許容度を踏まえ、定期的に資産全体を確認しながら運用方針を見直しましょう。

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